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徳永英明もやもや病 手術成功!退院へ [テレビ]

本日(3月5日)のつぶやき

徳永英明もやもや病 手術成功!退院へ

1986年「レイニーブルー」でデビュー、
「輝きながら」「壊れかけのRadio」などのヒット曲をもつ
歌手の徳永英明もやもや病の手術をし、無事成功した。

 徳永英明.JPG

2月上旬に体調不良を訴えて診察を受け
もやもや病による脳梗塞発症予防のため、
2月22日に左複合バイパス手術を行い、成功したという。
間もなく退院する見込みで4月から活動再開を予定しているようだ。

徳永英明は2001年5月、
 もやもや病に伴う一過性脳虚血発作で倒れ入院し
 2002年12月に新曲イベントで復帰していたようだが
 諸事情により手術をしなかったのだろうか。

もやもや病は、1950年代の後半に存在に気付いたが、
 原因が不明のため、当初、いろいろな病名が付いたが、
 正式には「ウィリス動脈輪閉塞症」と言う。
 ウィリス動脈輪は、
 脳底部で左右の頚動脈と脳底動脈が、リング状につながっていることを言い、
 大脳へ血液を送る頚動脈が頭の中で詰まったり(閉塞)、
 狭くなったりするため(狭窄)、
 脳の深い部分の細い動脈が、
 不足する脳の血流を補うための助け舟(側副血行路)として発達し
 太くなり、異常な血管構造を呈する。
 その脳血管撮影像が
 タバコの煙の「もやもや」した様子に似ているため
 「もやもや病」とも呼ばれている
 「もやもや血管」の発達の程度は、患者毎にまちまちであり
 小児は大人よりも発達していることが多いようだ。

 もやもや病.JPG
  左側がもやもや病の脳、 右側が正常な脳の写真

今回、
徳永英明は左複合バイパス手術をしたとの報道だ。

左複合バイパス手術とは
・脳内左側1ミリほどの動脈を別の血管とつなぎ合わせる手術
・皮下の筋肉を脳に貼りつける手術
 とあるが・・・??

もやもや病の特徴
主な症状
 片半身のまひや知覚異常、けいれん、
 不随運動(手足が勝手に前後・上下に勝手に動く)、
 歩行障害、上肢・手のまひ、構音障害(ろれつが回らない)、
 失語症(言葉が出ない)、話しにくい、話が分かりづらい、
 視野異常(見える範囲が欠ける)などがある。
患者数(2013年度 厚生労働省)
 1万6086人 女性は男性の1.8倍
5~10歳、30~40歳がピーク
 5~10歳は脳虚血(脳への血液の供給が足りない状態)により
       発症する半身まひなど
 30~40歳は脳出血(脳の血管が破綻して出血すること)などの症状が多い。

徳永英明は、症状について
 「言葉がうまく話せなかった。
  歌っていてもテンポが遅れることがあった。」と話している。

もやもや病の中には
 無症状の場合(5~10%)もあり
 MRIや脳ドックで見つかるので
 積極的に検査を!?
 もやもや病が見つかれば
 手術をした方が良い?

無症状でも将来的に脳卒中になる可能性が3~4%あるので
 頭痛や上記のような行動に異変を感じたときには
 もやもや病の疑いも含めて検診することが重要だ。

何でもそうだが、もやもや病も早期発見が大事
人間ドックや脳ドックの検査を!

普段の行動に対し、違和感や異常を感じたり、
頭痛が続くようなら注意しよう!
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