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有明海 海苔漁師の悩みを女性鷹匠が協力! [鷹匠]

本日(12月29日)のつぶやき

有明海 海苔漁師の悩みを女性鷹匠が協力!

テレビ朝日 のスーパーJチャンネルで女性鷹匠を紹介していた。






放送は、カモを撃退する様子を密着取材したものである。

有明海は、海苔の生産量日本一を誇るが、
有明海の養殖網の高級海苔を何者かに食べられ、漁師が悩んでいた。

これは、50年前からバリカン症問題と言われ、原因が不明であった。

原因を探す中、夜中にカモの大群が飛来し、海苔を食べているところを
撮影で発見した。
カモの種類はヒドリガモとオナガガモだった。
カモは警戒心が強く、人間がいると近づかない。
そのため目撃者が少なく、原因が不明だった。

原因は解明できたが、対策に窮していた。

そこで漁協は、女性鷹匠の石橋美里さんにカモ撃退を協力依頼した。

鷹匠の石橋美里さんは今回の仕事に慎重であった。

初めてのカモの撃退であることと
1.鷹は、夜、視界が利かないので夜間対策をどうするか。
2.養殖対象箇所は、約5平方キロメートルと範囲が広いこと。
3.海上で鷹を操った経験がないこと。
の3点の問題点があることだ。

対策は、
1.夜対策として夜行性のカモに対抗するミミズク(名前:トトロ)で威嚇する。
2.船上からミミズク、鷹(ハリスホーク、名前:ポンタロウ)を操る。
3.ミミズク、鷹を船上に止まれるように船を改造し、止まり木を設置する。
こととした。

作戦初日、
カモの群れを探すが、
暗闇の中で群れを探すのが困難のため、空が明るくなるのを待つことにした。
午前6時すぎにカモを発見し、石橋さんがケージからワシミミズク・トトロを出すと、
カモの群れはその場から飛び去っていった。
ミミズク.JPG

作戦2日目、
石橋さんは最強の相棒である「ハリスホーク」のポンタロウと
一緒に海に出ることにした。
出港前は餌を与えず、感覚を研ぎ澄まさせ午前7時に有明海に出発した。
ハリスホーク ポン太郎.JPG

ポンタロウを飛ばすとポンタロウは声をあげ、付近にいたカモらが大混乱となり、
一気に飛び去った。
この養殖場はタカのテリトリーでカモにとって危険な場所だと思い込ませた。
しかし、周辺にまだ数百羽のカモを確認した。
石橋さんは次にカモの群れの方に追い込みをかけに向かい、カモを追い払った。

これで効果は十分で当分、カモは近寄らないだろうが・・・。

完全に近寄らなくなるまである程度はいたちごっこか。


2年前に石橋美里さんを紹介した記事

「鷹匠」とは 古くは公家や武家に仕え、タカを飼育・訓練してタカ狩りに従事した人を指し、現在も宮内庁に役職が残る。 一般には、流派や団体がそれぞれ認定していて統一した基準はない。 狩猟期間にタカ狩りをする人もいるが、飼いならすだけの人も多い。 厚生労働省によると猛きん類(タカ目・フクロウ目)の輸入総数は、年間1000羽あまり。

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