SSブログ

高血圧対策、塩分の摂り過ぎに注意 [健康]

本日(2月19日)のつぶやき

高血圧対策、塩分の摂り過ぎに注意

心疾患や脳卒中の原因にもなる恐ろしい病気「高血圧」。
冬は夏に比べて塩分摂取量が増える傾向にあり、高血圧が
進んでしまう可能性があります。

1.血圧
<血圧と塩分の関係>
身体の中にはナトリウムの濃度を一定にする仕組みが
あり、塩分をたくさん摂ると喉が乾きます。
そして、水分を摂ると血液量が増え血管にかかる圧力が
増すため血圧が上がります。
<1日の食塩相当量の基準>
健康な人の1日の食塩相当量の基準は
男性が7.5g未満、
女性が6.5g未満です。
小さじ一杯程度です。
しかし、日本人は塩分を摂り過ぎている人が多く、
食塩摂取量の平均は10g以上といわれています。

2.減塩が血圧に及ぼす影響
イギリスで2003年から減塩政策を行ったところ、
国民1人あたりの1日の食塩摂取量が1.4g減少。
それにより心筋梗塞が4割、脳卒中が3割弱減ったと
いうデータがあります。
1食ではわずかな減塩でも1年、10年と積み重ねると
大きな差になっていくので、日々の減塩が大切です。

3.塩出し力
塩出し力とは、塩を身体から尿として出す力のこと。
そのためには、食材に含まれるカリウムの摂取が
大切です。
カリウムがナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる
効果があります。
カリウムを多く含む食材は、穀物・野菜・果物・昆布や
ヒジキなどの海藻類などです。

4.高血圧と腎臓の関係
腎臓は、腰よりやや高い背中側に2つあり、
握りこぶし程度の大きさの比較的小さな臓器です。
高血圧と腎臓には3つの大きな関係があります。
1)塩分
腎臓には体内の余分な塩分を排泄する働きがあります。
その際に腎臓に圧力がかかることで体外へ排出するのですが、
その圧力が血圧?
塩分を捨てるために血圧が高くなり、悪循環で
腎臓に負担をかけいます。
2)ホルモン
腎臓は、血圧が下がったときに血圧を上げる
レニンというホルモンを出します。
ところが、高血圧で動脈硬化が進み腎臓の血流量が減ると、
腎臓は血圧が低いと勘違いしてレニンを分泌し
血圧を上げてしまいます。
動脈硬化による腎臓の勘違いが、高血圧を招いてしまい
負のスパイラルに陥ってしまいます。
3)糸球体
糸球体とは、腎臓の中にあるろ過装置です。
水分・ミネラル・老廃物などを振り分け、
尿として排出させる働きがあります。
ところが、高血圧になると血液の勢いが糸球体の
中の血管を傷つけ、ろ過機能が低下してしまいます。

5.腎臓の異変を知らせる2つのサイン
腎臓は、末期になるまで自覚症状がないそうです。
しかも、腎臓が失った機能は元に戻らないと
いわれています。
そのため、腎臓の異変にいち早く気づく事が大切です。
<むくみ>
腎臓の異変を知らせるサインの1つはむくみ。
心当たりがある場合は、朝晩に体重を測ってみましょう。
夜の方が1kg以上重い場合は要注意です。
<就寝後のトイレの回数>
腎臓の異変を知らせるもう1つのサインは、
眠ったあとのトイレの回数。
3回以上トイレに行き、毎回昼と同じような量が
出る場合は腎臓が疲れているので要注意です。
身体に塩分が溜まった状態で寝ると、
夜間排尿量も増加するそうです。

減塩対策をしましょう!
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。