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夏の脳梗塞に注意しましょう(3/3) [健康]

7月18日のつぶやき

夏の脳梗塞に注意しましょう(3/3)

夏に増える危険な病「脳梗塞」
1つ対応を間違うと
半身不随や失語症など
重篤な後遺症が残るだけでなく、
最悪の場合死に至る事もあります。

特に気温32度を超えると
死亡率が急激に上がることが
わかっています。

早期発見のポイントや対処法を
専門医に教えてもらいましたので
紹介します。(3/3)


5.脳梗塞の前兆
「一過性脳虚血発作(TIA)」

脳梗塞の前兆に
「一過性脳虚血発作(TIA)」が
あります。
一過性脳虚血発作は、
小さな血栓で
一時的に脳の血管が詰まる事で起こり
脳梗塞と同じ症状が短時間で治まります
30秒などの短い時間なので見過ごして
しまいがちですが、
TIAを経験した6人に1人
3か月以内に脳梗塞を発症しています。
48時間に脳梗を発症するケースが
多いそうなので、
異常を感じたら
できるだけ早く専門病院で調べて
もらいましょう。

<TIAとして現れる症状>
先生によると、TIAの症状は血管が
詰まる場所によって異なるそうですが、
歩くときに片側だけ引きずる
ちょっとした段差につまずいてしまう
顔・腕・言葉などの半身麻痺などの症状
ある場合は要注意です。

また、片目にだけカーテンがかかった
ように見えにくくなるなど、
目に異変が現れることもあるそうです。


6.リハビリの重要性
先生によると、発症後に大切なのが
リハビリです。
一度壊死した脳細胞が元に戻る事は
ありませんが、リハビリを行う事で
神経のネットワークが作られ、
周りの脳が新たに動き方を覚えて
くれたり、
反対側の脳が手伝ってくれたりして、
できなかった事が少しずつできるように
なっていくそうです。


リハビリの効果
リハビリの効果は、時期によって
変わってきます。
発症から2〜3か月の間は回復期
いわれる時期。
効果が上がりやすいので意欲を持って
取り組みやすいそうです。
ところが、3か月以降になると
だんだんとリハビリの効果が頭打ち
なってしまいます。
そのため、気持ちが萎えてしまい、
意欲が続かない人も出てくるようです

しかし、このタイミングでリハビリを
やめてしまうと、3ヶ月間地道に
続けて脳に覚えさせた事が定着せず
また忘れてしまうそうです

「家族の支え」と「新たな人生の目標」
先生によると、
脳梗塞後のリハビリ生活には
メンタル面を支えてくれる
家族の存在が重要とのことです。
しかし、過保護になんでも手伝って
しまうと、かえって回復の妨げに
なってしまうそうです。
そのため、できる事ややりたいことは
本人に任せて、家族は寄り添いながら
場合によって距離を置くことが
大切です。

また、「○○へ行きたい」
「○○をしたい」など
新たな目標を持つことが、
リハビリを続けるモチベーションに
つながるそうです。

周りに
該当者がいれば
知識を活かし
状況を把握し、
しっかりケアしましょう


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夏の脳梗塞に注意(2/3) [健康]

7月18日のつぶやき

夏の脳梗塞に注意しましょう(2/3)

夏に増える危険な病「脳梗塞」
1つ対応を間違うと
半身不随や失語症など
重篤な後遺症が残るだけでなく、
最悪の場合死に至る事もあります。

特に気温32度を超えると
死亡率が急激に上がることが
わかっています。

早期発見のポイントや対処法を
専門医に教えてもらいましたので
紹介します。(2/3)


3.運命を左右する「時間」
先生によると、脳梗塞の治療は
早ければ早いほど効果があるとのこと
です。

脳梗塞発症後4時間半以内であれば、
血栓を溶かして血流を回復させる
「t-PA」という薬を使用できます。
治療の準備に時間を要する場合も
あるので、発症から3時間半以内に
到着できるよう半身麻痺に気づいたら
すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。


4.夏の脳梗塞の注意点
脳梗塞の症状には、
めまい・吐き気・ふらつき・頭痛など
熱中症と近い症状があります。

そのため、病院に行かずに水を飲んで
休むという対処をしてしまうことが
あります。
めまいや吐き気、ふらつきなどとともに
身体半分に異変がある場合は
脳梗塞の恐れがあるので
すぐに救急車を呼んでください

「正常性バイアス」とは!?
人は、脳梗塞などの予期せぬ出来事に
直面した時
「自分にはそんなことは起きない」
思い込んでしまう心理が働きます。

この現象を「正常性バイアス」
いいます。
正常性バイアスに陥らないために
重要なのが、正しい知識を持つことです。

早期発見のためにも、半身麻痺が
起きやすい
・顔(Face)
・腕(Arm)
・言葉(Speech)と、
早期治療に大切な時間(Time)の
頭文字をとって、「FAST」と覚えて
ください。
次回(3/3)へ


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夏の脳梗塞に注意しましょう(1/3) [健康]

7月18日のつぶやき

夏の脳梗塞に注意しましょう(1/3)

夏に増える危険な病「脳梗塞」
1つ対応を間違うと
半身不随や失語症など
重篤な後遺症が残るだけでなく、
最悪の場合死に至る事もあります。

特に気温32度を超えると
死亡率が急激に上がることが
わかっています。

早期発見のポイントや対処法を
専門医に教えてもらいましたので
紹介します。(1/3)


1.「夏の脳梗塞」は水分不足に要注意
脳梗塞とは、
高血圧や糖尿病が要因となる動脈硬化や
血栓などの影響で脳の血管が詰まり
細胞が壊死してしまう病気です。

体内の水分が不足すると血液が
ドロドロになり固まりやすくなって
しまうため、汗をかきやすい夏場は
脳梗塞のリスクが高まってしまいます。

なかでも、脳梗塞の発症が多く
見られるのが朝方です。
睡眠中は一晩で約500mLの汗をかくと
いわれており、
気温の高い夏は
特に水分不足に陥りやすいそうです。


2.脳梗塞のサイン「半身麻痺」
脳梗塞の代表的な症状が「半身麻痺」。
脳には右と左があり、右の脳と左の脳が
それぞれ身体の反対側を司っています。

そのため、右の脳に脳梗塞が起こると
左半身に、左の脳に脳梗塞が起こると
右半身に症状が現れます。

なかでも、半身麻痺が起きやすいのが
「顔」「腕」「言葉」だそうです。

<半身麻痺のセルフチェック>
・顔
「いー」と口を横に広げてみてください。
片側しか動かない場合は、
顔に麻痺が出ている可能性があります。
・腕
手のひらを上に向けて両手を前に出し、
目を閉じて10秒数えてください。
片方の手が下がってくると腕に麻痺が
起きている可能性があります。
・言葉
脳梗塞を発症すると、顔の半分に麻痺が
出たり舌や喉の動きが悪くなったりする
ため、言葉が出にくくなる事もある
そうです。
「いきじびき」と繰り返し声に出して
言ってみてください。
何度やってもうまく言えない場合は、
麻痺が起きている可能性があります。
次回(2/3)へ

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