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2016年 世界の10大リスクは? [2016年 世界の10大リスクは?]

本日(1月6日)のつぶやき

2016年 世界の10大リスクは?

地政学的リスク分析専門のコンサルティング会社ユーラシア・グループは4日、
2016年の「世界の10大リスク」を発表した。

ユーラシア・グループは世界各国の専門分析者が70人在籍しており、
欧米約200社、約40社の日本企業や政府系機関にサービスを提供している。

分析結果を
「企業にとって《どこにビジネスチャンスがあるのか
 方向性を見極める重要な判断材料」
 として欲しいとしている。

予測は、注目度は高く かなり当たるようだ。

ベスト3は?

日本への影響は?
    
第1位
同盟の空洞化

ユーラシア・グループのレポートでは
世界の安全保障システムは岐路に立っている。
 今年 欧米同盟は空虚なものになり中東の紛争拡大が放置されるだろう。』
 と指摘している。

 アメリカ・イギリス・フランスの米欧州同盟において

 アメリカと中国は南シナ海問題で対立しているが
 イギリスは中国とAIIBで参加して結びつきがある。

 アメリカとロシアはウクライナ問題で対立しているが
 フランスはロシアとイスラム国の空爆で共同作戦をとっている状態。


第2位
ヨーロッパ・開かれた国境の危機

ユーラシアグループのレポートでは
『要因はヨーロッパに押し寄せるシリア難民・・・』とし、

『国境を自由に行き来するシェンゲン協定が危機
 EU経済は団結するが社会的団結は失われる。』
 とレポートで指摘している。

シェンゲン協定とは
加盟国の間で出入国の審査なしで自由に国境を超えることを認める協定で
現在26か国(EU非加盟国を含む)が参加している。
EU加盟国のイギリス、ルーマニア、ブルガリアなどは協定に加わっていない。


第3位
増大する中国の国際影響力 

ユーラシア・グループのレポートでは
中国経済の失速が世界経済にリスクをもたらす』
 としている。

 中国の今年は衝撃的な幕開けをしている。
 4日の上海市場で株価の急落で取引を停止している。
 人民元が0.36%下落 約4年8か月ぶりの安値となっている。
 など既に出始めているのか?

『今年世界は、
 中国が最も重要で最も不確かなドライバーであることを
 認識させられるだろう。』
 とレポートで指摘している。

以下 下記となっている。
   2016年10大リスク.JPG

本日、午前10時過ぎに水爆実験が行われた北朝鮮は6,7番の項目に該当か?

予測であり、私たちに直ぐに影響はないが
無関心ではいられないことは確かである。



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