SSブログ

意外と知らない?胃腸の役割と気をつけたい病気(2/2) [健康]

意外と知らない?胃腸の役割と気をつけたい病気(2/2)

春から初夏にかけては、胃腸に負担がかかりやすいシーズンです。
寒暖差や生活環境の変化などで自律神経が乱れやすく、胃腸に
不調が出やすいようです。

胃から大腸までの「消化器」について学びましょう。

意外と知らない消化器の役割や気をつけたい病気などを
専門医に伺いました。
(1/2)より

3.十二指腸
胃を通過して最初に到達するのが、
小腸の入り口である「十二指腸」です。

<十二指腸の役割>
十二指腸の役割は、膵液や胆汁と呼ばれる消化液で、
食べ物をより細かく消化することです。

<気をつけたい病気「十二指腸潰瘍」>
十二指腸潰瘍の主な原因は、
過度な飲酒や喫煙、ストレスだと考えられています。


4.小腸
小腸の入り口である十二指腸からさらに奥へ進んでいくと、
「絨毛(じゅうもう)」と呼ばれる高さ1mm程度の突起物が
無数に並んでいます。

<小腸の役割>
小腸にある絨毛の役割は、
食べ物に含まれる水分とさまざまな栄養分の吸収
糖・アミノ酸・ビタミン・鉄・カルシウムなどの
栄養素を5~8時間ほどかけて吸収します。
小腸内部の表面積は、
テニスコートとほぼ同じです。
消化された食べ物と接する機会が増えるため、
栄養吸収の効率が高いそうです。


5.大腸
小腸を通過すると、「大腸」があります。

<大腸の主な役割>
大腸の主な役割は、
腸内細菌などの助けも借りて消化物から
水分とミネラルを吸収し、便を作り排泄することです。

<気をつけたい病気「大腸憩室炎」>
大腸憩室炎(けいしつえん)とは、
WS000048.JPG
大腸の「憩室」といわれる凹みの中に細菌が
繁殖して炎症を起こしてしまう病気です。
大腸には壁があり、その中の筋肉の部分が薄くなると
凹みができてしまうようです。
憩室ができる原因の1つは、便秘です。
踏ん張ると大腸の中の圧力が高くなるため、
憩室が形成されやすくなるそうです。

<気をつけたい病気「大腸がん」>
がんによる死亡数で男性3位、女性1位の「大腸がん」。
WS000049.JPG
その一方でステージⅠの大腸がんの場合
5年生存率が95%というデータもあります。
WS000050.JPG
つまり、早期発見がとても大切です。
そのためには、40代で一度大腸内視鏡検査を受けること
推奨します。
先生曰く、検査では4割近くの人にポリープが見つかるそうですが、
ポリープは将来的にがんになる可能性があるものも多いため、
大腸がんの発生や大腸がんによる死亡を大幅に減らすことが
できるようです。
また、腸に良いのがウォーキング
運動は大腸がんの予防につながることが証明されています。

食事、運動、定期的に検診し、
健康に長生きしましょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。