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もしもの時の救命方法 AEDに慣れよう! [健康]

本日(9月10日)のつぶやき 

もしもの時の救命方法 AEDに慣れよう!

9月9日の ゲンキの時間 より

AEDは、
心臓を正常なリズムに戻してくれる
心肺の蘇生に欠かせない医療機器です。

利用客が多い商業施設や、
スポーツ施設などには設置が推奨されており、
国内に約65万台が置かれています。

しかし、
実際に心停止の人に
AEDが使われたのはわずか4.5%ほどです

まだまだ少ない状況です。

そこで今回は、
もしもの時の救命方法です。


1.誰でもできる応急処置
 救急車が到着するまでの時間は、
 全国平均で約8分30秒

 例えば、
 心停止の場合、
 1分処置が遅れると10%救命率が下がると
 言われています。
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 つまり、
 救急車が来るまでの約10分間
 命の境界線になるのです。

 そこで、
 中高年の方に起こりがちな
 3つの危険シーンでの応急処置法をご紹介します。

《火傷の応急処置法》
1)まず119番。落ち着いて状況を伝える。

2)衣類は脱がさず流水で冷やす
  お風呂場に移動し、
  衣服を着たまま流水で冷やすのがベストです。

3)できない時はタオルを濡らして交換しながら冷やす
  衣類を脱がせると水ぶくれが破け
  感染症のリスクが上がるので、そのまま冷やします。

  洗面器などに溜めた水は雑菌が入ることがあるので、
  控えた方がいいそうです。

  氷や保冷剤は、
  局所的に冷えて凍傷になる恐れがあるので、
  同じく使用を控えましょう。


《喉に異物が詰まったときの応急処置法》
1)声が出るか確認
  声は、喉にある声帯を空気で震わせる事で発します。
  そのため、声が出る場合は
  呼吸ができていると判断する事ができます。

2)咳をするように促す

3)上記2つが無理な場合は119番に連絡する。

4)背部叩打法を行う

「背部叩打法」
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  相手の脇から手を入れ、
  前屈みにして、
  顎を出し気道を確保します。
  肩甲骨の間を手の付け根で強く叩きます

  ポイントは、とにかく強く叩く事です

  叩いた衝撃で詰まった異物を吐き出させます

5)腹部突き上げ法を行う

「腹部突き上げ法」
(※乳児・妊婦には行わないでください)
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  背後から抱えるように腕を回し、
  握りこぶしをみぞおちの下に当て引き上げます。
  横隔膜を持ち上げ
  胸部に圧力をかけ異物を出す方法です。

  救急車が到着するまでは
  「背部叩打法」と「腹部突き上げ法」を併用しましょう。
  もしも意識がなくなった場合は、
  胸骨圧迫を行なってください。
  胸骨圧迫は異物を出すのにも有効です。


《意識不明のときの応急処置法》
1)肩などを軽く叩いて意識確認
  身体を動かさないように気を付けます

2)意識がなければ119番に連絡する。

3)AEDを探して持ってくる。
  人がいれば持って来てもらう。

  場所が狭い場合は、
  物を動かして空間を確保します。

  次に、胸や腹部を10秒見て呼吸を確認
  呼吸がなければAEDを使用します。

4)AEDを開ける
  AEDは、
  音声案内でやり方を全て教えてくれます。
  その指示に従いましょう。
  電気ショックの必要性もAEDが判断してくれます。

5)胸骨圧迫
  1分間に100回~120回5cm沈むまで行う

「胸骨圧迫」
  胸の中心に手の付け根を当て
  もう片方の手を乗せます。
  肘を伸ばし、体重を真上から垂直にかけ
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  約5cm沈むまで
  しっかりと圧迫と解除を繰り返します。
  1分間に100~120回が目安です。

 「胸骨圧迫」は、
  脳に強制的に血液を送るのが目的です。
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  圧迫が足りないと、
  命が助かっても
  後遺症が残ってしまう場合もあります。

一方
「AED」は痙攣を起こした心臓に
  電気刺激を与えて、
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  再起動させる事が目的です。
  この2つはセットで正しく行うことが重要です。

また、持病や服用している薬の情報は
とても大切です。
お薬手帳を持っていくか、救急隊に渡しましょう。

応急手当てをする事で助かる命があります

★救命講習会(消防本部・赤十字)★
救命入門コースは、90分で胸骨圧迫、
AED使用法を中心とした応急処置が学べます。

少しの勇気と行動で
応急手当を実施できるようにしましょう!
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