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肩こりの原因は、歯の噛み合わせかも? [健康]

2月28日のつぶやき

肩こりの原因は、歯の噛み合わせかも?


歯の「噛み合わせ」を気にしたことは
ありますか?
歯の神経は筋肉の動きを司る
脳と密接に関係しています。

噛み合わせを良くすることで
こりの改善やバランス能力アップ
認知症予防などさまざまなメリットがあります。


1.噛み合わせチェック
 割り箸で簡単に噛み合わせチェックができます。
 <方法>
 立った状態で割り箸を横向きにして
 くわえてください。
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 <ポイント>
 割り箸は、犬歯の1つ奥の歯でくわえます
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 目線をまっすぐにして頭を動かさないように
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 してください。
 <結果>
 割り箸が少しでも傾いている場合は、
 噛み合わせが悪い可能性があります。
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2.悪い歯の噛み合わせ
 噛み合わせの良し悪しを左右するのは、
 あごの位置です。
 特に下あごの位置が大切です。

 悪い噛み合わせとは、
 言い換えれば「あごがズレている」ということです。

 筋肉には骨を支えて姿勢を維持する働きが
 ありますが、
 噛み合わせがその働きを左右しているそうです。

・あごの位置がズレるとどうなる?
 歯やあごは、痛みや触れた感触を伝える
 三叉神経、運動神経を司る小脳と
 1本の道のようにつながっています

 噛み合わせが良く、あごが正しい位置にくると
 小脳からスムーズに指令が渡り、全身の筋肉が
 正しく動きます。

 一方、あごがズレていると
 小脳からの指令に不具合が生じ、筋肉が正しく
 働かないそうです。

・悪い噛み合わせは「顎関節症」を招く恐れも
 噛み合わせが悪いと、あごの筋肉や関節円板と
 いうあごの関節同士のクッションに負担がかかり、
 顎関節症を招く恐れもあります。

 <顎関節症の症状>
 あごの痛み、口が開けられない、あごがカクカクする
 など
 <治療法>
 顎関節症の治療ではあごの筋肉の緊張を軽減する
 ために、スプリント(マウスピース)を使用。
 多少口が開けられるようになったら、
 噛み合わせの状態を診察して歯の調整を
 するそうです。


3.正しい噛み合わせの効果
①こりの改善
 噛み合わせが良く、あごが正しい位置にくると
 全身の筋肉が正しく動くため、こりの改善に
 つながるそうです。
 実際に、マウスピースで噛み合わせを良くして
 あごの位置を正したことで背筋力が10kgアップ
 したというデータもあります。
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 一方、噛み合わせが悪くあごがズレていると、
 やがて筋肉のバランスが崩れてしまい
 肩こりや腰痛などにつながる恐れがあるそうです。

②認知症予防
 噛み合わせを良くし、あごの位置を正せば首回りの
 筋肉も正しく働きます。
 すると、脳への血流量がアップし、認知症予防に
 つながると考えられるそうです。

③転倒・寝たきり予防
 小脳は、筋肉の働き以外に平衡感覚もコントロール
 しています。
 そのため、噛み合わせを良くしあごの位置を
 正すことでバランスが取りやすくなり
 転倒やけがの防止、ひいては寝たきりの
 予防にもつながるようです。
 
 また、体幹が強くなり基礎代謝もアップするため、
 疲れにくさや冷え性の予防などの効果も
 期待できるそうです。

☆アスリートも噛み合わせに注目
 筋肉が正しく働いたり、
 バランス能力が上がったり、
 噛み合わせを正すとさまざまなメリットがあります。
 そのため、アスリートの間でも噛み合わせの重要性が
 注目されています。
 アスリートの多くは病院でマウスピースを作成し
 噛み合わせを治療しているそうです
 よく聞く話ですネ。


4.噛み合わせが悪くなる原因
・歯ぎしり
 歯ぎしりは、歯にとても負担がかかり、
 歯が削れてしまうこともあります。
 すると、わずかな隙間ができてあごのズレの
 原因になることがあるそうです。
 歯並びが良くても歯が削れていることがあるため
 安心は禁物です
 また、片側の歯でばかり食べていると
 歯ぎしりにつながってしまうとのことです。

・頬杖、うつぶせ寝
 あごは、筋肉と靭帯のみで頭蓋骨にぶら下がって
 いるため、頬杖などの些細なことであごのズレ
 招いてしまうそうです。

・食いしばり
 ストレスなどが原因で起こることの多い食いしばりは、
 あごに負担がかかり噛み合わせにも悪影響を与えて
 しまうそうです。


5.あごの位置を正すお手軽エクササイズ
 多くの人はあごがななめ前にずれている状態
 しかし、顔を上げて口を開けると、
 あごが後ろに下がり正しい位置に近づくのだとか。
 そのため、毎日気づいた時にエクササイズを
 行うことによって自然とその状態を覚えられる
 そうです。
 ただし、根本的な改善法ではないので
 気になる方は病院で受診してください。

<口を開けて閉じるだけのエクササイズ>
 1)肩の力を抜いて正面を向いて立つ
 2)30度ほど上を向き 口を開ける
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 3)ゆっくりと口を閉じて歯が1か所触れ合ったところでストップする
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 (※どこかの歯が少しでも触れ合ったら必ずストップしてください。
   複数か所が当たってもOKです)
 4)そのまま顔を元の位置に戻す
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気になる方は実行してみてください。
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